6月2日発表ストーン決算【STNE】

米国株の四半期決算
スポンサーリンク

ストーン(StoneCo Ltd / STNE)の3月締め四半期決算(2022年度第1Q)について、アナリスト予想とも比較しつつその内容をまとめていきます。

ストーンの事業内容や年次決算についてまとめた記事はこちらにあります。

1. アナリスト予想との比較(EPS)

今四半期は、久しぶりにEPS・売上ともにアナリスト予想を上回りました。

STNEのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2203

なおこの表では、ブラジルレアルでの決算報告をTradingView上で米ドル換算した数値(2022年6月3日閲覧時)を記載しています。

次は、実際の売上高と利益額がどのように推移しているのかを見ていきます。

2. 四半期ごとの売上高と純利益(損失)の推移

STNEの売上高・純利益(損失)_2203

これは、四半期ごとの売上高と純利益をまとめた表です。
(※こちらの表の単位は”百万ブラジルレアル”です)

売上は前年同期比で139%増加しました。
金融セグメント、ソフトウェアセグメントのどちらも大きく成長しています。
しかし、今四半期も最終的に赤字です。

この赤字はここ数四半期と同様、ブラジルのデジタル銀行”Banco Inter”(事業提携のため、同行の株式を大量に取得した)の株価下落による事業外の損失が大きく影響しています。
なお、この株式価値の変動による損失は、今四半期のみで323百万ブラジルレアルです。

また、事業に関する費用も大きく増加しました。

3. その他の補足

3-1. クレジットソリューションのその後

クレジットレガシーのポートフォリオは、前四半期から479百万レアル減少し、722百万レアルとなりました。
これには、一部不良債権を売却するなどの対策を取ったことも影響しています。

また、貸倒引当金が497百万レアルあるため、不良債権残高の97%をカバーできる見込みであるとしています。

3-2. 顧客規模の変化

決済クライアントは約193万に増加しました。

また、TPV(決済総額)は前年同期比63%増加しましたが、前四半期と比較すると7%減少しています。

3-3. ガイダンス

第2Qの売上は2,150百万レアル~2,200百万レアルと予測しています。
これは前年同期比148%~154%増加する見込みです。(Linxも考慮した成長率)

これに対し、アナリスト予想(※Yahoo!financeより。2022年6月3日閲覧)の売上は396.16百万ドルです。
記事作成時点のレートでは1レアル=0.21ドルなので、アナリスト予想の売上は1,886百万レアル相当だと言えます。

ガイダンスはこのアナリスト予想数値を上回っています。

4. まとめ

ストーン(STNE)は久しぶりにアナリスト予想を上回るEPSを達成しました。

TPV(決済総額)が前四半期と比較して少々減少してはいますが、売上は増加しています。

ブラジル経済の影響も大きく受ける銘柄ですが、今後も注目していきたい企業です。

(ストーンの事業内容や年度末の決算書分析を行った記事もこちら↓にあります)

今回の記事はStoneCo Ltdの決算書及び四半期レポート、コーポレートサイトを参考に作成しました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。
また、記事の内容はあくまでクロの考え・判断を中心に構成されているため、投資の際はご自身の判断の上、自己責任で行ってくださいますよう、お願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました