2021年9月四半期決算【ISRG】インテュイティブ・サージカル

米国株の四半期決算
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先日株式分割を行った、ロボット手術の圧倒的シェアを誇るインテュイティブ・サージカル(Intuitive Surgical Inc / ISRG)の9月締め四半期決算(2021年第3Q)について、アナリスト予想とも比較しつつその内容をまとめていきます。

インテュイティブ・サージカルについて、事業内容や年度末決算をまとめた記事はこちらにあります。

1. アナリスト予想との比較

アナリスト予想を上回るEPSを達成していますが、今期(9月締めの第3Q)は予想とあまり大きな差がありませんでした。

なお、前回の四半期決算の記事と数値が変わっているのは、先日行われた1:3の株式分割を反映したためです。

ISRGのEPS_アナリスト予想と実績比較_2109

次は、実際の売上高と利益額がどのように推移しているのかを見ていきます。

2. 四半期ごとの売上高と純利益(損失)の推移

ISRGの売上高・純利益(損失)_2109

これは、四半期ごとの売上高と純利益をまとめた表です。
(単位:百万ドル)

第2Qと比較すると減収減益となっています。
これには、デルタ株に代表されるコロナ感染再拡大が影響しているようです。

また、2020年と2021年の1月~9月の9ヶ月間を比較すると、売上が37%増加、純利益は90%増加となりました。

3. その他の補足

3-1. 出荷台数や手術件数

2021年第3Qのダ・ヴィンチ・サージカル・システム(インテュイティブ・サージカルの主力商品である手術ロボット)を利用した手術件数は、前年同期比で約20%増加しました。

第2Qの比較では68%増加していましたが、第3Qはコロナが再拡大したこともあって少々伸び悩んでいるようです。(具体的な手術件数は未公表)

なお、2021年第3Qのダ・ヴィンチシリーズの出荷台数は336台で、前年同期の195台から72%増加しています。
2021年第2Qは328台だったので、全体的な売上は減少したものの、販売台数は減少していないことがわかります。

4. まとめ

コロナ感染拡大による悪影響(手術件数の減少など)から脱したかに見えたインテュイティブ・サージカル (ISRG)ですが、第3Qは再び感染が拡大してしまったため、少々勢いが弱まったように見えます。

しかしデルタ株の影響などは既に織り込み済みですし、アナリスト予想のEPS、売上は共に達成しているため、比較的良い決算でした。

また、2019年の第3Q、2021年の第2Qと比較しても販売台数は増えており、需要の衰えは見られません。

(インテュイティブ・サージカルの事業内容や年度末の決算書分析を行った記事もこちら↓にあります)

今回の記事は2020~2021年のIntuitive Surgical Incの決算書及び四半期レポート、コーポレートサイトを参考に作成しました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。
また、記事の内容はあくまでクロの考え・判断を中心に構成されているため、投資の際はご自身の判断の上、自己責任で行ってくださいますよう、お願いいたします。

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