2021年11月四半期決算【AEHR】エア・テスト・システムズ

米国株の四半期決算
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先日発表されたエア・テスト・システムズ(Aehr Test Systems / AEHR)の11月締め四半期決算(2022年第2Q)について、アナリスト予想とも比較しつつ内容をまとめていきます。

エア・テスト・システムズの事業内容や年次決算などをまとめた記事はこちらにあります。

2022.1.8追記

今回の決算発表後の株価急落の原因についてまとめた記事を作成しました。
(上記の青色のリンクをクリックすると記事が開きます)

1. アナリスト予想との比較

今回含め、最近はアナリスト予想を続けてクリアしています。

AEHRのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2111

次は、実際の売上高と利益額がどのように推移しているのかを見ていきます。

2. 四半期ごとの売上高と純利益(損失)の推移

AEHRの売上高・純利益(損失)_2111

これは、四半期ごとの売上高と純利益をまとめた表です。
(単位:千ドル)

今期(2022年第2Q)の売上は前年同期比471%増加の約960万ドルとなりました。
また、前年同期は約197万ドルの損失が発生していましたが、今期は717万ドルの利益を生み出しています。

今回の960万ドルという売上は、3,000万ドル近い年間売上を記録した2018年5月期の、どの四半期よりも大きな数値です。
なお、直近の年間決算となる2021年5月期の年間売上は約1,700万ドルでした。

また、今期の粗利益は452万ドルは前年同期の約12倍となり、粗利率も22%から47%に上昇しています。

販売費や管理費、研究開発費といった営業費用は前年同期より増加していますが、予約数が増え事業拡大をしていくには必要な出費の範囲内だと考えられます。

3年間(5月締め)ほど赤字が続いていましたが、直近は3四半期で連続して黒字となっており、かなり健全化してきたと言えるでしょう。

3. その他の補足

3-1. 予約数・バックログ

今期(2022年第2Qつまり2021年11月)終了時点のバックログは3,610万ドルです。
これはエア・テスト・システムズにとって過去最高額となっています。

また、今四半期の予約は2,910万ドルで、これも四半期の予約としては過去最高を記録しました。
(なお、前年同期の予約は160万ドルだった)

3-2. 上半期比較

2022年第1~2Qの6ヶ月を前年同期と比較すると、売上が313%増加しています。
また、前年同期は186万ドルの純損失が出ていましたが、今期は141万ドルの純利益を生み出すことができました。

3-3. CEOコメント・ガイダンスについて

EV(電気自動車)市場の炭化ケイ素デバイス(SiC。従来のシリコン半導体よりも優れた特性を持つとされ、電気自動車搭載に適している)への関心・需要が引き続き強いと語っています。

”EVは2030年までに自動車販売全体の30%を超える”と予想されているとし、この需要に対応していく姿勢を見せました。

既に炭化ケイ素に関する注文も受けており、更に他のサプライヤーとの協議も行われています。

シリコンフォトニクステストやバーンイン市場に関しても強い兆しがあるとしており、引き続き市場機会に対応していくことで、前回発表したガイダンスを達成できる見込みであるとしました。

4. まとめ

エア・テスト・システムズ(AEHR)の2022年第2Qは、過去数年と比較するとかなり好転した内容です。
継続的に利益を生み出していますし、年間ガイダンス通りであれば、好調だった2018年5月期を大きく超える売上を達成することになります。

同社の成長はEV市場に牽引されていきそうなので、クロとしてはまだホールドを続けたいと思います。

(エア・テスト・システムズの事業内容や年度末の決算書分析を行った記事もこちら↓にあります)

今回の記事は2020~2021年のAehr Test Systemsの決算書及び四半期レポート、コーポレートサイトを参考に作成しました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。
また、記事の内容はあくまでクロの考え・判断を中心に構成されているため、投資の際はご自身の判断の上、自己責任で行ってくださいますよう、お願いいたします。

過去の分析記事はこちらに一覧化しています。

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