2021.10.28Q決算総ざらい【AAPL/AMZN/GILDなど】

本日の注目企業決算速報
スポンサーリンク

2021年10月28日に発表された米国企業の四半期決算について、個別記事のまだないものも含め、18社分の売上・EPS(アナリスト予想との比較)、売上や利益の推移を見ての簡単な所感をまとめました。

1. 四半期決算

1-1. ノースロップ・グラマン(NOC)

国防大手。軍用機やセキュリティシステム、航空宇宙事業などを手がける。

今回はEPSはアナリスト予想をクリアしたものの、売上の予想値には3%足りませんでした。
また、前年同期比でも売上は4%減少という結果です。

NOCのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

ノースロップ・グラマンの事業内容や年次決算はこちらで紹介しています。

1-2. エー・オー・スミス(AOS)

住宅や商業向けの給湯器・ボイラーを提供。アジアへも展開している。

EPS、売上どちらもアナリスト予想を余裕を持って達成しました。
前期と比べても数値が上昇しています。

AOSのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-3. ハーシー(HSY)

大手チョコレートメーカー。

安定してアナリスト予想をクリアしています。

HSYのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-4. インターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)

ニューヨーク証券取引所(NYSE)などを傘下に持つ取引所グループ。

EPS、売上共にアナリスト予想を達成しています。
第3Qの取引高などの統計を発表した10月5日に株価が急騰したように、好調な期となりました。

ICEのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-5. アルトリア・グループ(MO)

たばこ・ワイン製造に従事する持株会社。

今期はEPS、売上のどちらもアナリスト予想を下回る結果となりました。

MOのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-6. メルク(MRK)

医薬品大手。女性疾患や動物用医薬品などのブランドも持つ。

アナリスト予想を下回る期が続いていましたが、前期、今期とどちらも予想値をクリアしました。
特に今期はEPS、売上共に高い数値です。

MRKのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-7. ニューモント(NEM)

大手金鉱会社。

売上がアナリスト予想に達しない期が続いています。
また、今期はEPSも予想値を21%下回り、芳しくない結果となりました。

NEMのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-8. アライアンス・データ・システムズ(ADS)

コンサルティングやクレジットカード事業を行うマーケティング企業。

今期はEPS、売上ともにアナリスト予想を上回る結果となりましたが、前期、前々期の高いEPSと比較すると少々見劣りする数値です。

なお、売上は前年同期比で約5%増加しています。

ADSのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-9. シーエムエス・エナジー(CMS)

エネルギー企業。天然ガス、バイオマス燃料を利用した発電所を持つ。

EPS、売上ともにアナリスト予想を達成しています。

CMSのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-10. マスターカード(MA)

大手クレジットカード企業。

EPS、売上のどちらもアナリスト予想をしっかり達成しています。
また、2020年のコロナ感染拡大による不調から回復してきており、数値は上昇傾向です。

MAのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-11. ショッピファイ(SHOP)

eコマース、POSシステムを運営し、ECサイトの運営・管理プラットフォームを提供。

EPS、売上の両方でアナリスト予想を下回りました。
特にEPSの低下が顕著です。

SHOPのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-12. ケアディーエックス(CDNA)

臓器移植前後の監視・ケアを行う検査やサービスを提供。

赤字ながらアナリスト予想を上回っていましたが、今期はEPSが64%のマイナスでした。
また、売上が増加し続けていますが、今期は少々伸びが小さいです。

CDNAのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

ケアディーエックスの事業内容や年次決算はこちらで紹介しています。

1-13. ファーストエナジー(FE)

公益事業持株会社。電気の発電・送電を行う他、様々なエネルギーを扱う。

売上がアナリスト予想に達しない期が続いていましたが、今期はEPS、売上共に予想値を上回りました。

FEのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-14.ギリアド・サイエンシズ(GILD)

抗HIV薬やB型肝炎治療薬などを主要商品とする医薬品企業。新型コロナ(COVID-19)の治療薬”レムデシビル”(10月18日から一般流通開始)で注目を集めた。

今期はEPS、売上のどちらもアナリスト予想を達成しました。
特にここしばらくのEPSと比較すると、今期の数値は高めです。

ただ、ここ最近での一貫した上昇傾向は見られませんでした。

GILDのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

1-15. スターバックス(SBUX)

世界各国でコーヒーショップを運営。買収によって保有ブランドも多い。

今期は売上がアナリスト予想を下回りました。
ただ、多少の上下がありつつも、2020年の不調から回復してきています。

SBUXのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

スターバックスの事業内容や年次決算について紹介した記事はこちらにあります。

1-16. アップル(AAPL)

Mac、iPhone、iPadなどを製造・販売する大手メーカー。アプリストアの運営や決済サービス、デジタルコンテンツの配信も手がける。

今期はEPSが予想値とほぼ同一で、売上はアナリスト予想を下回りました。
アップルも半導体不足の影響を受けています。

ただ、売上自体は前年同期比29%の増加となっており、製品・サービスどちらも伸びています。

AAPLのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

今回の第4Qの結果を受けての年次決算やアップルの事業内容ついてまとめた記事はこちらにあります。

1-17. アマゾン・ドットコム(AMZN)

大手ECサイト、ECマーケットの運営の他、クラウドサービスのシェアも大きい。

EPS、売上ともに予想値を下回りました。
また、人件費増加などの要因があったこともあり、純利益額は前年同期の約半分という結果になっています。

コロナ感染拡大による消費行動の変化で大きな売上と利益を上げていたアマゾンですが、その影響が落ち着いてくるにつれ、成長に翳りが出てきました。
第2Qの発表の際に”次の決算も厳しそう”という発言がありましたが、今期はその通りの結果といえそうです。

AMZNのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

アマゾン・ドットコムの四半期決算について、詳しくはこちらで紹介しています。

1-18. エクセル・エナジー(XEL)

電力、ガスを供給する公益事業持株会社。

今期はEPSがアナリスト予想を下回りました。
直近の1年間で比較すると高いEPSですが、過去にも同様の数値を出した期はあり、上下を繰り返しているといえます。

XELのEPS・売上_アナリスト予想と実績比較_2109

2. まとめ

コロナ感染拡大による打撃から回復するセクターがある中、コロナによる社会の変化が追い風となっていたアマゾン(AMZN)などは勢いが弱まっています。

一方、ニューヨーク証券取引所などを傘下に持つインターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)もコロナ感染拡大が売上に対してプラスの要素になっていたと考えられますが、まだまだ好調なようです。

今回の内容は個別の分析記事とは違い、売上や利益にフォーカスした、より簡略的なものとなっています。なおEPS、売上はTradingViewの数値を使用させて頂いています。
また、記事の内容はあくまでクロの考え・判断を中心に構成されているため、投資の際はご自身の判断の上、自己責任で行ってくださいますよう、お願いいたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました